社是
与えてこそ授かるものなり
=自分の与えたものが自分に返る
この考え方こそ我が社の経営の根幹を成す
コンセプト(経営、生き方全てのベースとなる一貫したぶれない考え方)です。
別の表現をすれば
世の中で起こる現象は原因を持たずして起こることはなに一つないという
「原因と結果の法則」であり不変の法則です。
そしてこれは私達が生きているこの地球上だけの話ではなく宇宙全体に繋がる法則、宇宙の真理です。
これだけではなんのことかわからないので、もう少し掘り下げて説明していきましょう。

個々の人格は日々の発信するものによって形作られる
新たな情報
INPUT
考える・感じる
言葉
行動
からの日々の繰り返しの中で、個性(パーソナリティ)が形作られ、それがその人の人格となる。
OUTPUT
個性として発信するもの
上図をみていただくとおわかりのように
のINPUTから始めて人間の五感情報を通じて常時日々新たな情報がはいって来ます。
順に入ってきた情報を基にして
感じる おもう 考える
そしてそれを経て順に
で言葉になり行動になります。
〜にて発するものがまとまって
OUTPUTとして自分以外の全ての相手に発信されていきます。
そして日々人生は〜までの繰り返しです。
この繰り返しがその人の個性(パーソナリティ)となり人格となっていきます。
人生でどちらが良きものを受け取ることになるでしょうか?
A

B

答えはあきらかに Aにきまっていますよね。
誰も好き好んでBを発信し続けている人に なにかしてあげようとは絶対思わないでしょう。
『人生の結果は自分が発するもの(個性=人格)で決定される』
言いかえれば、自分の発するものが、自分の受取るものをきめているのです。
しかしながら、人は往々して自分の処遇や人からの扱われ方等身の回りでおこる全ての現象は偶然(たまたま)、あるいはその時に存在している組織の責任、社会情勢の責任にする方が世の中なんと多いことでしょう。
地震天災や戦争などといった人間一人の力の及ばない事象は仕方がないとしても、
ごくごく普段の身近に起こる出来事や現象は実は自分が引き寄せているものが多数を占めているのです。
しかしながら、そのことに気が付かない原因が2つあります。
受け取るものはすぐに現実化しない
①時間が経たないと結果が顕れない。(結果にはタイムラグがある)
与えたもの(発信するもの)がすぐ結果に顕れると非常にわかりやすいのですが、場合によっては数年いや数十年かけて原因が結果として顕れることもあります。また直接影響を及ぼした人達から直接影響を受けるとは限らず間接的に影響が返ってくることもあります。(1対1の関係ではない)
なので少々具合の悪い事を行っても、その場が何もなければうまくいったということになるのです。
しかしながら原因が生じれば時を経て必ず結果が生じます。だれもこの法則から逃れることは出来ません。調子良かった人や企業が長年を経るうちに奢り高ぶり傲岸不遜になり、やがて奈落の底へ落ちていったということもよくある話です。
思いや考え方も与えるもの
②思いや考え方も発信するもの(与えるもの)の中に含まれる。
最初の図に出てくる①から入った情報は②「思う 感じる 考える」で受け止めますが、その「思う 感じる 考える」も与えたもの(発信するもの)になります。目に見えるものではないので、発信するもの(原因をつくるもの)ではないと思いがちですがそれはそうではありません。
いくら結果だけを良くなるように願っても取り組みの最初の考え方が悲観的なものや自我欲の強いもの、つまり根本の考え方が前図のBに起因しているものであればうまく行くはずがありません。
考え方や思いで未来や運命や人生も変わるのです。
自分の与えたものが受け取るもの
結論として、自分の人生の結果は、自分でつくりあげているのです。
自分で自分の人生に責任を持つことが大切なことです。
より良き人生を展開するためには、より良きものを受け取れる自分自身をつくることが素晴らしい人生を生きて行くために最も大切な事です。
自分の与えたものが自分に返ってくるもの、すなわち、自分の受け取るものです。